おやすみ、よい夢を

(ロキオズ)

 

 
規則的で穏やかで、綺麗な足音が遠くから近付いてくる。礼儀正しいその足音には聞き覚えがあるような気がした。
けれどここには誰もいない、誰も居ない筈なのだ。

色々なことがあり、ロキは今一人だった。色々の部分には、語って聞かせるにはあまりに時間を要するほどの出来事が詰まっている。それをわざわざ事細かに喋る気分でもない。
綺麗な廃墟の中、一番日当たりのよいこの部屋の真ん中には、この前運んできたお気に入りのチェアがぽつりと置いてある。他には何もない。古ぼけた壁と天井と割れたガラスの破片。そこでロキはただ座っていた。呆けているわけではなく、考え事をしていたのだが、はた目には何もしていないのと同じだった。
足音は床や壁に反響し次第に近付いてきて、ついにその姿が視界に現れた。壊れた扉をくぐり、赤色がはためいて映り込む。
その人がロキのよく知る姿をしていたものだから、きっとこれは幻覚なのだろうと思った。
そんな姿をしているはずがない。彼は色々あって(これまた語って聞かせるにはあまりに長い)年老いた姿になったはずだ。それなのに、部屋の中に踏み込み、足を揃えて立ち止まり、シルクハットを取り恭しく一礼し、顔を上げたその人物はとても見慣れた顔をしていた。長い間ロキが眺めていた顔に寸分違わない。服装もあの日別れた時に着ていた、ここ一番の時に着込む一張羅のそれだった。
こんな幻覚を見るなんて。疲れているのだろうか、どうかしているのだろうか。それとも、自分はもう直ぐ死ぬのだろうか。
「お久しぶりです、ロキ」
幻覚がにこりと笑い掛けてくる。愛くるしい笑みではなく、小憎たらしい感じだ。声もそのまま、良く知る音をしていた。
「オズ」と名前を呼べば「はい」と返事があった。
どうしたんだいその姿は、と問い掛けたくなって、適切ではないなあと言葉を飲む。改めて息を吸い「良く姿を見せられたね」と笑い掛けた。
「その節は本当に申し訳ありませんでした。殺されても文句は言えません」
「なら何、わざわざ殺されに顔を見せたの。酔狂だね」
「それで違いないですが、正確でもないです」
「相変わらず、まどろっこしい喋り方をするね」
「この方が君が、面白そうな顔をするので」
はてそうだったか、と首を傾げるが確かに自分の顔は笑っていた。どうして笑っているんだか。楽しい、まさか。目の前のこいつのせいで、色々ご破算だというのに。ここでロキが一人考え事をしているのも元はと言えば、オズのせいだ。
「それで、何をしに来たの」
「ロキを殺しに」
「あはは、それは面白いや。オズ、冗談が上手になったね。君にはもうなんの力も残っていないと思っていたよ。放っておいてもそのへんで死んでしまうような存在になったんだとね」
「ああ、この姿のことですか。これはなんてことない魔法ですよ」
オズは口元に笑みを乗せた。開いた唇の隙間からは牙が覗いている。彼がふっと吐いた息に乗り、炎が吹く。
姿形も声も仕草も些細な事まで、全て記憶のままだ。幻覚にしては良く覚えているなあと自分を褒めたくなるものだが、揺れた炎は確かに熱かった。
季節は春。寒くはないけれど、感じた炎の温度ほど熱くはない。
「これが正真正銘、僕の最後の魔法ですよ」

姿を見た時確かに、懐かしい、そういう気持ちになった。
もしかするとそれを恋しいと呼ぶのかもしれない、そう気付くのはもう少しばかりあと。
本当に死ぬ、その瞬間のことだった。

あれは、とても寒い日だった。

オズが寝室に戻ると、ロキはベッドで本を読んでいた。踏み込んだ部屋の中は暖房が効いていて実に快適だ。窓の外は雪が降りそうなくらい冷え込んでいるというのに、この部屋は湯冷めを気にする必要もないくらいだ。寒いのも暑いのも好きじゃないんだよね、というロキらしい。
この寝室の家具は全てロキが選んだものだと聞いた気がするが、改めて眺めてみると割に落ち着いたデザインで統一されていた。カーテンやシーツは白色で、照明は眠たくなるような暖色。普段賑やかい格好をしているものだから、この静かな空間で大人しく本を読んでいる姿が随分珍しいものに見える。
ここが彼の別荘なんだか別宅なんだか隠れ家なんだかは分からないが、本宅ではないはずだ。お互い別に家がある。ここに寄る時は大抵、そういう目的の時だ。
ロキが普段どういう風にこの家を活用しているのかは知らないけれど、随分掃除が行き届いている。管理する人間を雇っているのかもしれないな、なんて考えるがさして気にならない。大して興味もないことだ。もし尋ねたら教えてくれるのだろうか。どうだろう、彼の気分によるかもしれない。湯冷めを気にして羽織ってきたストールを肩にかけなおしながら、声を掛ける。
「まだ寝ませんか」
「いいや、もう寝るよ」
続きを読むからまだ寝ない、と言うのだと思っていたのだが、ロキはあっさり読んでいた本を閉じた。しおりも挟まなかった。中身に興味はないのだろうか。手のひらサイズの小さい薄い本。どこから持ってきたのか知らないが、珍しいことでもなかった。
「なら電気を消しますよ」
壁のスイッチを押し、ぱちんと照明を落とせば部屋が暗くなる。その後直ぐに枕元のランプシェイドが点けられた。ほんのりとした灯りを頼りにベッドに近寄る。迎える様にぺろりと捲られた毛布の隙間から、ロキのとなりに潜り込んだ。
よくよく考えれば、こうしてとなりで眠るのも変な感じがする。そう思って横を見上げれば、仮面をつけていないロキの顔がぼんやりと照らされていた。オズが見ていることに気がつくと、視線を向けてくすりと笑った。
「どうかした」
「いえ、さっき何を読んでいたのかと思って」
全くそんなことは気になっていなかったのだけれど、何も言わないのも変だなあと思いそう答えた。ロキが先程まで広げていた本は、今はランプシェイドのそばだ。本当に気になっていたのは、いつからこうして寝るようになったのだったかということだった。
「古典の小説だよ」
「そうですか」
「聞いた割に興味が無さそうだね」
「実のところ全く興味がなくて」
それではおやすみなさい、と毛布に肩まで埋まる。
ロキに背中を向けて、手足を曲げて丸くなる。こんな風に小さくならなくても充分なくらいベッドは広いのだが、癖が大きい。普段はここにトトを抱えていて、と青色の家族の事を思い出す。
家族と一緒に眠るのは分かる。けれどもロキとオズは家族ではなかったし、どうして同じベッドで眠っているのか分からない。眠るのは別々の場所でも良かったはずなのに。最初はいつだったか。何がきっかけだったっけ。そして当然のようにこれに甘んじている自分にも、少なからず驚いている。
さっき自分でベッドメイクし直したばかりの、真新しいシーツに頬を擦りつける。眠る時にベッドが冷たくないというのはいいことだ。暖房さまさまだ。
ランプシェイドの灯りが消され、部屋が暗くなった。ロキが横になったのを背中に感じる。考え事をやめ、もう眠ろうと目を閉じた。なんだか疲れた、今なら良く眠れそうな気がする。そう思っていたのに、後ろでごそごそと動く気配がして眠れない。あまり動かれると毛布の隙間から風が入ってきて寒いからやめてくれないだろうか。大人しく寝てくださいよ、と文句でも言おうかどうか逡巡していると、背後から腕が伸びてきた。
ロキの指が首筋を撫でた。思わず体を固くする。
「オズは興味ないって言うけど、さっきの古典の小説は悲劇なんだよ」
「そうですか」
「ほんとに興味なさそうだなあ。まあいいけど」
「なら聞きますけど、どういう悲劇なんですか」
「んー、色々だね。悲劇ばっかり書いている様な作者だったから、選り取り見取りだよ。面白いでしょ」
「僕は内容を知らないので、そう言われても面白いか分からないですよ」
「内容はそのうち知る時もあると思うから、楽しみにしていてよ」
オズの首筋に触れながら、髪をいじって遊んでいたロキの指が離れた。この人はわざとやっているんじゃないだろうか。まあきっとわざとなのだろう。
指は離れたものの、腕は未だにオズの上に乗ったままだ。寝るんじゃないのか。気にしていると、てのひらがオズの体の線をなぞりながら下に移動し、お腹の辺りで止まった。いったいなんだと考えているうちに、もう一本の腕が体の下から滑り込んできた。「うわっ」と驚いて声を上げている間に、すっぽりと抱きこまれる形になる。
背中にぴたりとロキがくっついていて、お腹の前では腕が交差している。オズは体を丸くしたままぴくりとも動けないでいた。
「足を伸ばして、邪魔」
静かな命令に素直に従って、おそるおそる足を伸ばせばロキの足が絡んできた。
「寝ないんですか」と問い掛けると「今日はもう何もしないよ」と笑い声がすぐそばから返ってきた。
「オズはあったかいね」
「さっきお風呂入ったばっかりですから」
「それもそうだ」
もう一度しっかり抱き寄せられると密着度が上がった。もしかしてこのまま寝るつもりなのだろうか。そりゃあ、くっついていた方があったかいだろうけれど。
いつも抱きかかえて眠る側だったので、こうして逆に抱えられて眠るのは初めてだなと思い当たる。
なんとなく落ち着かない。ほぼ全身まるっと他人に触れられている。身動きもとれないくらいだ。唯一自由な両腕はどこに置いておけばいいのか分からなくて、自分の顔の横から動かせない。
悩んでいる間に静かで規則正しいゆるやかな呼吸が聞こえてきた。本当に寝る気らしい。やっぱり落ち着かない、けれど凄く眠たい。あったかい。
ああそうだ、と眠そうな声がした。
「おやすみオズ」
「……おやすみなさい、ロキ」
ぎこちなく返事をしてから、ゆっくりと瞼を閉じた。
その後眠りに落ちるまで、驚くことに時間はかからなかった。

「人生何があるか分からないものだね」
オズの膝に頭を預け、横になっているロキはけらけらと笑った。
「君は人だったんですか」
「いや違うよ、これでも神様だ。一応ね」
「少なくとも僕にとっては神様でしたよ」
「あはは、それはどうも」
いつの間にか廃墟の天井には穴が開いていて、壁も所々どこかへ消えてしまって、随分風通しがよくなっていた。遠くにロキが座っていたチェアが転がっているが、もう見る影もない。
至るところから日の光が差し込んできてとても目映い。吹く風は暖かな春の陽気。舞い上がった粉塵や、焦げた木材の匂いが無ければ中々素敵なシチュエーションだったと思う。あと、鉄の匂いがするのも問題だ。
二人分の血のりの海にゆっくり浸りながら、静かに自分達が冷えていくのを感じていた。
「オズに殺されることになるとは思わなかったよ」
「そうですか。僕は君に殺されて死ぬものだと思っていたので、おおむね予想通りでした」
「あれ、気付いていたんだ。聡いねえ」
「気付きますよ嫌でも。わざとらしい素振りだってみせたじゃないですか」
「さあ、そんなこともあったかもね」
「ありましたよ、もう頻繁に。僕としてはいつ殺されるんだろうって気が気じゃなかったって言うのに。流石にセックスの最中に殺されるかも、って思った時はドキドキしましたね」
「流石にそれはないよ。ネクロフィリアの気はないんだ」
「さてどうでしょう」
疑っては見るものの、人の反応を楽しんでいる節があるから言葉通りなのかもしれない。首筋を撫でられながら、扼殺されるんじゃないかと思ったことは数え切れない。だって彼はとても楽しそうで、嬉しそうな顔をしていることが多かったのだから。
それはさておき、今更嘘を吐いたところで何の意味もないから、やはり言葉は本当のことなのかもしれない。ロキの方が少しばかり重体で、どちらにしたって二人共に残っている時間はあとほんの僅かだ。
器用なことにどちらも喋れる程度に息をしていた。もう一歩も動けないし、二度と立ち上がれはしないくらいだが、口だけは良く動いた。不思議なものだと思う。最期だからかもしれない。
「僕は殺されたくはなかったので、殺されない様努力はしていましたが、それでもいつか殺されると思って生きてましたよ。なのにどうしてか今まで生きていて、ああいう結果になって」
喋りながら思い起こすのは、新しい世界を夢見て旅に出たあの最低な日の事だ。彼女の事を思い出す。今だって胸が痛い。きっと死ぬその瞬間までこの痛みは消えないだろう。それももう直ぐ消えてしまうことが、いっそ申し訳なかった。
それから、それから。
「君を、裏切るかたちになってしまってごめ」んなさい。
謝ろうとした言葉は遮られて、途中で飲まれた。燃え残っていたスカーフを引っ張られて前かがみになる。少しだけ体を起こしたロキに口付けられて、懺悔の言葉はうやむやにされた。
触れるだけで離れ、スカーフを掴んでいた手が解け、ロキは膝に倒れる様に戻りながら、派手に咳き込んで血を吐いた。
「いったた」
「何してるんですか、中身焼けてるんですよ。馬鹿じゃないですか」
「うるさいなあ、その話今聞きたくなかったから仕方ないじゃないか」
「今しなかったら、もうする時ないじゃないですか」
「今しかないなら別の話が良い。別の話にして」
「はあ、よく分からないけど我がままな人ですね」
「元からずっとこうだよ」
「それもそうですね」
違う話ね、と考える。
会話がなくなると、途端にここは静かになる。なにせ随分過疎な場所に建っている。元から隠れ家として使っていたのか、たまたまここを選んだのかは分からない。周りに他に建物は無い。ただ静かだ。さっきあれだけ派手な音を立てて騒ぎ立てたのに、誰かがやってくる気配すらない。
ロキは両目を閉じて大人しくしていた。血を吐いて疲れたのかもしれない。
仮面はさっき燃えてしまった、というかオズが燃やした。引火した仮面は適当に放り投げていたので、探せばどこかに落ちているのだろう。仮面をしていないだけで随分無害そうな顔に見えた。
口元についている血に触れ指で拭うと、ロキは目を開けた。両目とも見えている方が好ましいなあと思った。
「そういえば、君には感謝してるんですよ。僕を共犯に誘ってくれたこと、嬉しかったんです」
「へえ、それは初耳だね」
「今はじめて言いましたから」
「確かに、共犯にしたことをオズがどう思ってるかって知らなかったな。もっと早く聞いてみればよかった」
「そんなの聞かれたって言いませんでしたよ。もし言ったら君は、僕に興味を無くしたでしょう」
「どうだろうね」
「絶対そうです。選んでくれて嬉しいです、なんて言ったら面白くなくなったに違いないです」
「なるほどね、それはありそうだ」
「そうでしょう」
「オズは良く見てたね」
「殺されたくはなかったですから」
オズが笑うと、ロキは不思議そうに目を丸くした。珍しい顔だなとさらに笑うと、不満そうに口を歪ませた。
今更怒らせたって何をしたって、殺されるどころかどっちも死ぬので気にすることはない。「笑い過ぎだよ」と少し怒ったロキが右手を上げた。小突いたり殴ったりするつもりだったのか、何がしたかったのかは分からないけれど、あまりに弱々しい動きだったのでオズから手を取った。冷たい手を握って引き寄せて、指先に唇を寄せる。
「僕はずっと一人でしたから、誰かがそばにいるっていうだけで凄く、特別なことでした」
「それも初めてきいた」
「全部初めて言うことばっかりですよ。どれも言うことなく死ぬ予定だったんですが、時間があるし折角なので全部喋りましょうか。面白くなかったり愛想が尽きたら予定を早めて死んでください」
「最後だっていうのに、ひどいことを言うなあ」
「でもこういう言い回しも、嫌いじゃないでしょう」
「まあね」
握っていた手を離さないまま、床に下ろす。離そうかとも思ったのだけれど、いつの間にか握り返されていたのでそのままにした。
少しずつ感覚が無くなっていく。今はまだ指先があることが分かるが、きっと直に分からなくなる。
「あとそうですね、君に抱きしめられて眠るのも好きでした」
「一回もこっち向かなかったくせに?」
「向いていたら君は手を離してましたよ」
「オズは本当に、僕の事をそういう目で見てたんだね」
「そうですが、否定できませんよね」
「絶対無い、とは確かに言えないね。でも本当に全くこっちを向く素振りも見せないから、嫌がってるんじゃないかと思ったことはあったかな」
「そう思った割にやめなかった、ってことじゃないですか。やっぱりそういう奴なんですよ君は。まあ嫌じゃなかったので構わないですが」
「なら良いじゃないかもう」
「そうですね。今更何を言ったところで、君が一人っきりだった僕にぬくもりをくれたことには変わりないですし、それが君の気まぐれでもなんでも、僕が嬉しかったことは変わらないです」
掴まれた手の温度も抱き寄せられる熱も、となりで眠るぬくもりも、どれも持ち合わせていなかったもので、運んできたのは全部ロキだ。それは変わらない。
ロキは「そう」と一言つぶやくと目を閉じた。「死んじゃいましたか」と声を掛けると「残念」と返事があった。
「少し寒くなってきた」
春の陽気はこんなにも暖かいのに、二人とももうよく分からなかった。少しずつ体から命が流れ出て行っている様な、そんな気がした。その時に、ああ自分もこの人も生きていたんだなあと、当たり前のことを思った。
「君と夢に見た、再創された世界を見られなかったのが少し心残りです」
「……もうとっくにその夢から覚めてしまったと思ってた」
「そんなことないです。夢に描いた世界が見られたらどんなに良かったか」
「そういえば家族は、君の、残った」
「ちゃんとお別れしてきましたよ。これでもしっかり、死ぬ準備はしました。生き延びてしまった方が困るくらいです」
「はは、なにそれ」
「ああでもそうですね、出来るなら、ドロシーがお嫁に行くところとか、見てみたかったです」
「あの子か、きっときれいだったろうね」
「もちろんですよ」
「でもオズ、連れてきたやつが、ろくなやつじゃなかったら、殺しそうだなあ」
「それは勿論」
「目にうかぶなあ。そのときは加勢するから、よんでね」
「君が出てくると余計にこじれそうなので遠慮します」
「つれないなあ」
はあと息を吐いて、ロキが静かになった。そろそろ喋ることにも疲れてきたのだろう。そういうオズも少し眠たかった。目を閉じたらそのまま死んでしまいそうだった。
「オズ、まだそこにいる」
「いますよ」
「ならいいや」
「どうしましたか、そろそろ寝ますか?」
「どうしようか、もう少し起きていたいところだけど」
「心配しなくても僕も直ぐにいきますから、寝ても良いですよ」
「じゃあ、お言葉に甘えようかな」
「ええどうぞ。おやすみなさいロキ、よい夢を」

「はは、それは悪趣味だなあ」

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頒布終了から日も経ったので再録(発行日15/01/11)